フォルクルチーム 夏季トレーニング(2日目)
2011.9.3. RACING BLOG
8月27日 フォルクルファクトリーチーム夏季トレーニング (2日目)
9:00から大町市内にてメディカルトレーナーの大江さん(メディカルプレス理学療法士) によるトレーニングをおこないました。今回は今までにない観点からスキーにアプローチを
する事で新たな発見と障害予防をする事で競技力向上を基盤にトレーニングを行いました。
「今回のトレーニングのコンセプト
及び目的 プレパレーションタイム
の重要性などの説明」
1.体幹の安定性
2.脳の重要性
3.身体の使い方
「トレーニングアドバンス
ベーシックで学んだ事を
意識しながらツイスト1min」
様々な要求された動きでも意識を
絶やさない。
「トレーニングアドバンス一例」
高橋翔太選手(法政大学)
自分の苦手な部分を追求
していた。要求された動きに
対して積極的にトライしていた。
「トレーニングアドバンス一例」
ユニバーシアード代表
千重彩華選手(日本大学)
昨年は前十字靭帯を切り復活を
目指す。
「トレーニングアドバンス一例」
鳥谷部貴絵選手(岩手大学)
苦手な部分に対してトライしていた
最後のシーズン 悔いの残らない
シーズンとなるように追込んで
欲しい。 居残りトレーニング
も頑張っていた。
トレーナーの方により言い回しや求める部分は違うかもしれないが その時求められた動きを
してみる事により 新しい身体の使い方や今までにない感覚など新しい発見があるでしょう
大江トレーナーのコメント
「全ての種目において競技を意識して行うこと」
パワーポジションを常に意識して動く(アイスバーンでも重心が後ろに行かない意識)
次の動作への切り替えを意識する(次のターンへの早いタイミングでの準備)
強い筋肉を早くて強い筋肉に変えパフォーマンスを上げる(スピード・対応)
前後左右の動きが崩れない体幹・股関節周囲筋の強さ(ターンの強さ・リカバリー)
疲れた中でも高いパフォーマンスを正確に速く発揮できる集中力(脳を鍛える)
ラダーをうまくなることが今回の目的ではなくスキーがうまくなる事が目的
競技においてどの部分を鍛えようとしているのかを常に意識
今回求められた動きも選択肢の一つとして個々のトレーニングに活かして
欲しいと思います。
必ず滑りのバリエーション パフォーマンスにつながるでしょう。
大江トレーナーには滑りのビデオを日本人と海外選手 またユース世代の日本人
海外選手の滑りのビデオを何度も何度も見て頂きミーティングでは熱く盛り上がりました。
日本人の骨格 特性などプロの言葉には重みがありました。
今回はお忙しい時間の中 来て頂きまして本当にありがとうございました。
また斎門トレーナー平川トレーナー同様にご協力ありがとうございました。
お互いの分野で成長し飛躍をしましょう。